潜在意識

頑張れば頑張るほど、うまくいかない方向にいってしまう理由

「こんなに頑張っているのに、なぜうまく行かないんだろう?」と感じたとはありませんか?

 

逆に、「なぜかわからないけど、いろんなことがスルスルとうまくいく」と感じることもあるかと思います。

 

なぜ頑張るのにうまくいかず、頑張らなくてもうまくいく ということが起こるのでしょうか?

 

潜在意識の「自動成功メカニズム」とは

過去を思い出してみてください。

 

スルスルとうまくいっているとき、不安や心配、力みがない状態だったはずなんです。

 

こういう状態のときに、潜在意識は自動的に成功するように働いてくれるからです。

 

たとえば、「婚活をやめたら理想の人に出会った」、「妊活をやめたら妊娠した」という話を聞いたことがありませんか?

 

自分の力(顕在意識)だけで頑張るのをやめると、不安・心配・力みがなくなって潜在意識の自動成功メカニズムが働き出すからです。

 

婚活や妊活の話は、わかりやすいかと思います。

 

これらは自分の頑張りだけで、どうにかなることではないですよね。

 

若い頃は私も「どんなことでも、頑張ったらうまくいく」のだと勘違いしてましたが、頑張りだけではうまくいかないことのほうが、むしろ多いかもしれません。

 

私達がするべきことは潜在意識に「設定」をすることであり、設定をしたあとは不安・心配・力みでその働きを妨げないことです。

 

潜在意識に設定をしたあとは「やるべきことはやった。後はうまくいくのを待つだけ」と安心して委ねていることが必要です。

 

頭でそう考えるだけでなく、腹落ちしてないとダメなんです。

 

(もちろん行動も必要ですが、うまくいくという安心感を持った上での行動です。)

 

私は潜在意識のことは高校生の頃からいろいろと勉強していて、通学の電車の中では自分で作成したアファメーションテープを聞いたり、寝る前に催眠状態をつくったりといろんな試みをしておりました。

 

ですが、この「委ねる」が腑に落ちるまでは、小さな効果くらいしかなかったように思います。

 

「理想の結婚相手に出会う」といった重大な引き寄せができたのは、「委ねる」ことの大切を本当に理解して結婚のことは脳裏を離れるくらいに楽しく過ごしていた時期でした。

 

楽しくリラックスして過ごしていると、自然と「委ねる」ことができていたんです。

 

前回は、安心感をもっていると引き寄せが起こり始めるという話をしましたが、その理由がこれです。

 

なので潜在意識の専門家も、「リラックス法は一生かけてでも身につけるべき」といっているわけなんですね。

 

不安や心配は自分への「呪い」

不安になったり心配したりすることは、種を植えれば植物は勝手に育つのに、その種をほじくり返してしまうような行為です。

 

不安や心配は、自分にかける「呪い」のようなもの。

 

そんな呪いは、今すぐ解きましょう。

 

不安や心配を手放すのが難しいと感じたら、自然の中で過ごしたりしてリラックスできる時間を増やしてみてください。

 

その結果として、不安や心配を感じる時間がだんだん減っていきます

 

委ねるのが難しいときは

とくに寝る前は、要注意。

 

潜在意識と深く繋がる時間ですので、そんなときに不安・心配・力みがあるとダイレクトに悪影響がでます。

 

私はよく、これをやっていまっていましたが…。

 

「あの問題、どうしよう…」とか、習慣のように寝る前にあれこれと考えてましたね。

 

その根底にあったのは、潜在意識に委ねるべきことを「自分の力(顕在意識)で、なんとかしないといけない」という勘違いだったんです。

 

せめて寝る前だけでも委ねること、まずは心がけてみてくださいね。

 

力みでいっぱいの頃は「全てはうまくいっています」「全てを宇宙に委ねます」と唱えていましたが、安心感を得るのにとても効果がありましたよ。

 

どんなケースにも使えるおすすめのアファメーションなので、やってみてくださいね。

 

まとめ

課題を設定するのは「顕在意識」の役割、それを解決するのは「潜在意識」の役割です。

 

潜在意識に委ねずに自分の力でなんとかしようとすると、それが「力み」となって潜在意識の自動成功メカニズムの働きを妨げます

 

頑張れば頑張るほどうまくいかないのは、そういった理由からです。

 

私達がやるべきことは「安心&リラックス」して潜在意識の自動成功メカニズムを妨げないこと

 

委ねることの大切さが腑に落ちると、大きな引き寄せもできるようになります。